家族との別れ=余韻= 昨日、トンイとのデートが終わった後の、書き残した部分を少し伝えておきたい。 昌徳宮の出口付近に公衆トイレがあったのだが、どこぞの国とは違って綺麗に整備されていた。 そして、当然と言えば当然なのだが、安全を守るため街中をパトカーが巡回している。 昌徳宮を出た後、免税店立ち寄った。 免税店の10階のエレベーターを降りると、この様なLOTTEのポスターが出迎えてくれる。 しかし、免税とはいえ高くて手が出ない。 それでも、欲しい人は買うんだろうなぁ。 後学のため、免税店になっている9階と10階をゆっくりと回ってみた。 いつの日か、お金の心配をしないで、こういいう所で思いっきり買い物が出来る身分になってみたいものである。(^^♪ ==================== 8月22日(木) 家族との別れ 韓国滞在最後の日。 モーニングコールは5:00に鳴り響いた。 いずれの旅行でもモーニングコールに起こされた事はない。 いつもコールの60分~90分前には起きている。 コールが鳴ってからでは、食後の歯磨きも出来ないしトイレにも行けない。 時間に追われ、慌ただしくて落ち着かないのだ。 だた、今回のツアーの朝食はホテルを出てからレストランで摂ったので、時間的には比較的に余裕があった。 但し、今日の朝食は機内食となる。 バスは一路「仁川空港」へ。 その途中で、お土産屋さんへ立ち寄る事になっている。 ツアーの復路で仁川空港を利用する旅行者は、殆どの人が立ち寄る総合食品店である。 名品館というのだが、中に入って驚いた。 韓国の名産品が並んでいるのだが、日本で買うより割高になっている。 店員は流暢な日本語を話すことからして、完全に日本人向けの店という事になる。 これなら空港で買った方が、同じ物でも安く買えるし、日本国内の方が安かったりする。 食事の度にレストランで出て来たキムチは、お替わりが自由だったので沢山食べた。 美味しかったので買って帰ろうと思っていたのだが、一気に興ざめしてしまった。(^◇^) しかし店員は、しつこいほどに売り込んでくる。 NIJIは「안녕하세요.(アンニョンハセヨ)」以外の韓国語を初めて此処で使った。 「필요없는!(テッソヨ!)⇒要らない!」 日本語でも通じるのだが、あえて韓国語で返したのは、「高いよ!」という皮肉を込めたのだ。(^^♪ その代わりと言っては何だが、韓国海苔を買って来た。 5個買うと2個のおまけ。 10個買うと5個がおまけ。 という、中国式販売方法で売りさばく。(^◇^) バスは名品館を出て、程なく仁川空港に着いた。 ガイドさんの最後の仕事が待っている。 個人で来ている人は各々が、このセルフチェックイン機で手続きをする。 勿論、NIJIたちも此の機械でするのだが、ガイドさんの最後の仕事として我々のパスポートを使って、ツアーメンバー全員のチェックイン手続きを済ませてくれた。 その精だと思うが、帰路の座席はメンバーが同じような場所に集まっていた。 別れ際に、「次回の韓国旅行の際もガイドは『カン』をご指名ください」と言いながら、空港内で見送れるギリギリの所まで案内して、別れを惜しみながら手を振っていた。 離陸時間まで2時間ぐらいあるので、NIJIたちは思い思いにメンバー同士の別れの挨拶を交わした。 例え3泊4日とはいえ、同じ釜の飯を食った仲間であり、言うならば家族同然なのだ。 二度と会う事はないだろうが、礼儀だけは尽くしておきたい。 全員が同じ気持ちだったように思う。 これもまた、ツアーという旅の醍醐味か。 家族との別れを済ませ、様々な想いを乗せた飛行機は10:10、仁川空港を飛び立った。 機内食は往路・復路ともにビーフカレーだった。 大きな肉が入っていて美味しかった。 そして、大韓航空機の機内食は、往路・復路ともに何故か水が付いて来たのだ。 ビーフカレーの右上にあって、青地のフタに赤文字で「JeJu」と書いてある容器の中に水が入っています。 復路は食前酒ではなく食後にした。 何故なら、お腹には起きてから4時間以上も何も入っていないからだ。 夕方の空腹ならアルコールが美味くなるが、朝食前のアルコール摂取は体調を壊しかねない。 高度10,000mで体調を壊したらシャレにならないし、後々の笑い話になってしまう。(^^♪ 往路はバドワイザーだったが、復路には韓国のビールが積まれていた。 1人宴会用の買い出しの時、コンビニで顔を合わせたガイドさんに勧められたビールが、機内にもあったのだ。 シングル組で参加した初老の男性と通路を挟んで隣り合わせになった。 数十年前に数年間、韓国に留学した経験を持つ。 韓国旅行は40回を超え、それ以後は数えていないという。 毎回の食事でシングル3人は必ず同じテーブルだったので、特に親近感が湧いていた。 機内で再会を約束して乾杯した。 あと1時間もすれば成田空港に到着する。 始まりがあれば終わりがある。 元のステージ(現実社会)に戻るが、機会を見つけて再び旅に出たいと考えている。 あの 上海旅行 の時もそうだったが、報道されているようにギクシャクしているのは政府間だけで、韓国でも民間人は極めて親近感が持てた。 と言うより、報道されるような緊張感は皆無であった。 否、緊張感どころか親日感で溢れていた。 韓国、ありがとう! 近い将来、また来るから温かく迎えてね。(^_-)-☆ |